人手不足が深刻化する中、職場で起きる過労死や長時間労働、パワハラなどの相談に無料で応じる全国一斉の電話相談が行われている。電話相談は過労死の問題に取り組む弁護士などのグループが行っている。弁護団によると人手不足が深刻化する中、職場環境の悪化から追い詰められ、うつ病などの精神障害になったといった相談が増えているという。また、今年4月から時間外労働の上限規制が始まった運送業と建設業などでも依然として長時間労働が続き、体調を崩したという相談も目立つという。電話相談は午後4時まで無料で受け付けている。過労死弁護団幹事長である玉木一成弁護士は「体調不良などがあった場合診察やカウンセリングを受けることが重要、遠慮なく相談してほしい」とコメントした。電話相談は午後4時まで0120-777-654で受け付けている。