EC・ネット販売などの支援を行うエニーマインドグループでは、AIによるアバターがライブ配信をして商品を売る新サービスをスタート。ライブ配信中に客からの質問が来た場合でも、すぐ反応して答えてくれる。さらに、どういう表現をしたら商品が売れたかなども分析し、商品のアピール方法もアバターが選択して行う。現在、英語や中国語に加え、インドネシアやタイなど東南アジアの言語を中心に7言語で対応。今後、日本語の機能も追加する予定だとしている。AIアバターによるライブコマースを利用しているのが都内にある化粧品のスタートアップ企業、NIL。頭皮などへの刺激を抑えながら髪の毛を黒くする成分を発見し、シャンプーなどを販売している。日本以外でも特許を取得済みだが、社員数が約10人と少なく、海外販売の強化が課題だった。この会社では現在タイなどでAIアバターによるライブ配信を実施。タイでは実際にタイ人インフルエンサーを雇いAIアバターを作成。売り上げは5倍に増加したという。今後もAIアバターを使って、販売するエリアを拡大したい考え。