各地の銀行で始まったお得プラン。口座を開いて一定額、預けるだけで現金がもらえるなど注目のキャンペーンが続々登場している。山口県にある西京銀行は県在住者が普通口座を開設し残高を100万円以上にすれば1か月後5万円がもらえるキャンペーンが先週まで受け付けられていた。北陸銀行では口座開設など銀行が定めた条件を満たせば最大1万5000円相当がもらえるキャンペーンを実施。対象は原則、北陸3県と北海道の居住者ら。指定のクレジットカードの作成、利用などで最大1万円が還元される企画もある。北陸銀行では前例がないという試みで口座開設数は去年の同時期の2倍以上だ。激化する銀行間の預金争奪戦。横浜銀行では預入期間1年の定期預金の金利を1%にする期間限定のキャンペーンを先月から開始。金額は300万円以上で新たに横浜銀行に振り込み、入金をした分が対象となる。地方銀行だけではなくメガバンク3社も、今月普通預金の金利をこれまでの0.1%から0.2%に引き上げた。日銀の利上げによって銀行が企業にする貸出金利は上昇している。そのため銀行は今まで以上に利益を得やすくなっていてその元手となるのは預金であり預金の重要性が更に増してきている。