セブン&アイホールディングスは井阪隆一社長の後任に、スティーブンヘイズデイカス氏を充てる人事を正式に発表した。井阪社長とデイカス氏が午後5時から記者会見を開き、今後の経営方針を説明する見通し。外国人の社長は初めてで、5月下旬の株主総会を経て正式に就任する予定。交代の理由についてセブンアンドアイは、変革を加速させるためと説明している。また、今後さらにコンビニ事業に注力するため北米でセブンイレブン事業を運営する子会社について、来年下半期までにアメリカでIPO(新規株式公開)を目指すことを発表。さらに傘下のヨークホールディングスを約8100億円でアメリカの投資ファンド・ベインキャピタルに売却するという。