TVでた蔵トップ>> キーワード

「千住ネギ」 のテレビ露出情報

昭和52年創業の「浅草 一文本店」。店内は下町の雰囲気が漂い、天井は梁が露出し、店の奥には水車が回り趣がある。ネギとマグロが主役の「江戸ねぎま鍋」は江戸発祥の庶民の味として長く愛されてきた。スープは昆布とシイタケでダシをとり、たまりしょうゆで味付けしたもの。そこに入れるのが江戸東京野菜の千住ネギ。身がしまって煮崩れしにくく、旬のこの時期はメロン以上の糖度を持つこともある。他にもエノキやハクサイ、江戸東京野菜のシントリ菜を入れたら、最後にメバチマグロを入れる。ねぎま鍋と2代目店主・平川良信さんの出会いは約25年前。先代の父・良平さんから店を継ぎ、新たなメニューを出したいと考えていた時、父の「ねぎま鍋を食べたことがあるから再現して作ったらどうだ」という一言がきっかけだった。調べるとねぎま鍋は江戸時代から庶民に親しまれた郷土料理だと分かった。当時、マグロの赤身は漬けにしお寿司などで食べられていたが、脂の多いトロは傷みやすく捨てられていた。それをもったいないとネギと共にしょうゆで味付けした「ねぎま鍋」が誕生。江戸の庶民の味として定着。平川さんは2年がかりで味を再現した。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.