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「家元」 のテレビ露出情報

表千家には5つの蔵があり最も古いものは400年前に茶室を開いた時のものであり、家元しか入ることを許されていないのだという。蔵には千利休以来の家元の道具が収められ、どの蔵に何が入っているかは家元だけが知るのだという。10月半ばになると「口切の茶事」という最も格式の高い茶事が行われ、昔家で使われた道具が次々に姿を表していく。家元にとっては先祖たちの思いを道具を通して知らされる一瞬となっている。そこで今回は400年前の茶壺や水指しなども使う子お東京に。7代目の家元が残した口切りの茶会の道具も一つもかけること無く残っていて、「山木」と呼ばれる伊賀焼の名品となっている茶入などがある。5代目の家元が使った茶杓。茶の世界では家元自作のものがその人の分身のようにひときわ大切に扱うという。ふっくらとおおらかな曲線をもつ釜(3代目の家元の好み)。釜肌に味わいを添えるくら錆び。このくら錆びを落とさないために釜肌には直接触れてはならないという。ひび割れの入った花入れ。利休が竹の花入れを作ったとき、秀吉は気に入らずにそれを放り投げた。そのとき入ったひびを利休は侘として受け止め、後の茶人たちは侘のひとつの造形として伝承してきた。利休が愛してやまなかった茶碗「禿」。表千家の侘茶を代表する茶碗。千宗左は「同じようにして同じ場所で使われている、そういうことは嬉しいことでもあるし、歴史を感じる」などコメント。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年1月5日放送 16:10 - 16:58 NHK総合
NHK特集(オープニング)
京都・表千家の者たちは元日を迎える中、残月亭に集まり蝋燭が揺らぐ中で千宗左家元が茶を点てるのを待つ。毎年この茶室で新年を迎えるのだといい、家元自ら点てた茶を回し飲みしていく。家元の家族と高弟だけしかここに入ることが出来ないのだといい、無言でそれぞれが嗜んでいく。千利休以来400年の伝統となっている。

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