「くだらないものグランプリ」への出場に向けて、プロジェクトチームが結成され、リーダーにはホリさんが選ばれた。チームでは100個以上のアイデアを出したものの、キムラさんの情熱が強すぎて、どれも却下されてしまった。たとえば、柿の種とナッツを選り分けるマシンや、アポロチョコの2色を自動で切り分けるマシンなど、ユニークな案もあったが、全てボツに。気づけば大会まで残り2ヵ月を切っていた。そんなある日、チームに差し入れられたおにぎりを見て、マツイさんが1個だけ余ったものに手を伸ばした。ところが、それは嫌いな具材入りで、「嫌いなんだよな…」とつぶやいた瞬間、その場にいたキムラさんとホリさんが反応。「おにぎりの具だけを抜き取るって、くだらなさの極みじゃないか!?」とひらめき、そこから「おにぎりの具を抜く」商品の開発が始まった。