コメの価格が高止まりする中、備蓄米の入札について結果を知らせる通知が業者に届いている。今月下旬にも大手スーパー、外食業界など大手を中心に卸されるとみられている備蓄米。備蓄米の価格や落札量の詳細を農林水産省がきょう発表する見通し。JA福井県では、希望した入札量の約9割を落札できたという。JA熊本経済連では「ひとめぼれ」など希望する5つの銘柄、計1000トンをすべて落札。一方で、中小企業からは悲痛の声が。埼玉・草加市の企業などへ販売する弁当の工場「千成食品」はコメの仕入れ値が高騰し、1年ほど前と比べて1か月あたり約1600万円分も上昇したため、50社を超える卸売り業者と値段を交渉したが、継続して安く仕入れられる業者の見通しは立っていないという。
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