気温14℃のなか行われたMGC。実力はが次々と脱落するなかで小山直城選手が優勝しパリ五輪内定を決めた。マラソン歴1年半だがニューイヤー駅伝では4区で1位に押し上げ連覇に貢献した。通常、肌と衣類の摩擦を防ぐためワセリンを体に塗る。だが小山選手は雨の吸収を抑えるためユニフォームにも塗っていた。さらにレースの位置取りも勝敗を分けた。姿を追ってきた先輩がいるそれあ元日本記録保持者の設楽悠太選手。大切な時期に練習パートナーを務めた。パリ五輪まで10か月。小山選手は「順位争いだったら自分たち二恩人にもチャンスがある」などと語った。