TVでた蔵トップ>> キーワード

「千葉刑務所」 のテレビ露出情報

別の事件で逮捕された中村泰の事件を受けて家宅捜索を行うと、家からは偽装パスポートや国松長官事件に関する資料が発見され、貸金庫からは重火器が多量に発見される。中村は否定も肯定もせず。愛知県警の元捜査員は「一筋縄ではいかない」と感じたという。また中村は重火器の扱いに長けており捜査員を驚かせた。特殊な訓練を受けているであろうことは想像に難くない。中村は幼少期を満州で過ごし、銃が手放せない生活だった。帰国後東京大学に進学、天才肌だったという。しかし中村はその才能を学生運動に注ぎ込む。1956年には銀行強盗を目論むも、職務質問を受けた際に警官を射殺。千葉刑務所で無期懲役の服役。45歳で出所すると革命家であるチェ・ゲバラに傾倒する。「自分もゲバラになる」とニカラグアの内戦に義勇軍として参戦。しかし当時は休戦状態であり失意の帰国を果たす。しかし革命への熱は冷めず、1980年代にはアメリカで軍事練習を行う。射撃の技術を身に着け、拳銃を購入。日本へ密輸した。90年代に入りオウム真理教の存在を知るも、すぐに解体されると考えていた。そんな中「地下鉄サリン事件」が発生。中村は怒りに震えた。警察の怠慢で市民が苦しめられていると感じ、オウムの捜査を徹底させるために国松長官を狙撃したという。訓練を受けた中村には20m先にいる長官を撃つことは容易かった。事件の2週間後に伊豆大島へわたり銃器を捨てたという。この証言に捜査員は言葉を失った。中村は自供を始めたきっかけがあり、オウム信者が国松長官の逮捕を知ったことからだったという。
住所: 千葉県千葉市若葉区貝塚町192

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.