子供の視力の悪化が進んでいる。千葉市の小学校では、近視を防ぐための授業を実施。この小学校でもスマートフォンを持つ子供が増えているほか、タブレットの利用が多いこともあり、視力の悪化が課題の一つになっている。きょう公表された文部科学省が行った調査では、裸眼視力が1.0未満の子供の割合が、小・中・高校生ともに過去最高になったことが分かった。小学校では10年前と比べて6.7ポイント増加し、36.8%に。きょうの6年生に向けた授業では「30cm離して見よう!」、姿勢をよくすることを勧めていた。また、外で遊ぶことが大切だという。眼科医・窪田良医師によると、近視の予防には室内よりも明るい屋外で過ごす方が良く、日中の日が高いうちに、1日2時間以上屋外で過ごすことが推奨されている。子供たちの目を守るための取り組みが続いている。
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