日本とオーストラリアの経済関係者が集まる会議が開かれた。この会議は日本商工会議所などが毎年開き、千葉市の会場には日豪の経済界の代表・政府関係者ら約700人が集まった。この中で中国が圧倒的なシェアを占める重要鉱物の安定供給に向けた課題が話し合われた。オーストラリアで開発や調査を進めている日本の大手商社社長は「重要鉱物は鉄鉱石・銅と比べ市場が小規模で事業としてリスクが大きい」と指摘した。そのうえで、「初期投資・価格変動リスクの緩和策といった政府による支援が重要」と強調した。また、オーストラリアの資源開発会社社長は「両国以外の政府も交えた連携が必要」と述べた。この他の会合では中東情勢の緊迫化を踏まえて、エネルギーを取り巻く環境の変化にどう対応していくかなどについて意見が交わされた。会議はあすも行われ、経済分野での連携に関する共同声明を発表することにしている。
