いまだ米の価格高騰が止まらない中、中国人向けのSNSサイトでは日本の米を転売する投稿が相次いでいる。直接手渡しでないと米は売らないという中国人女性。取引場所と指定されたのは千葉県にある住宅街だった。転売を行う女性は、農家から購入したという米300kgを自宅の玄関で保管している。1万3000円で米を売ったという。しかし、米を買った近隣住民は2万3000円だったと話す。ネット上での高額転売が相次ぐ米。小池精米店・小池理雄さんは、普段見ない人たちが買いに来たという話しを聞いていると語った。現在の法律では米の販売は年間20トン未満であれば国への届け出は必要ない。しかし、流通経路を記録する義務を怠った場合は50万円以下の罰金が適用される。専門家の農業ジャーナリスト・松平尚也氏は、米の転売について法律がまだ未整備だと指摘する。