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「南九州の山と生きる人々」 のテレビ露出情報

県歴史美術センター黎明館(鹿児島)で開かれている企画展「南九州の山と生きる人々」は、ふるさとの古くからの産業を知ってもらおうと企画され、明治時代から昭和40年代ごろまで県内の林業や川の漁などで使われた道具など約120点が展示されている。このうち、屋久島で使われていた刃渡り1メートル80センチほどののこぎりは、屋久杉を伐採するために使われたと考えられていて、刃には木くずが詰まって滑らないように、くずをかき出すためのくぼみが施されている。また、木を倒すときや薪を割るときなどに大隅半島で使われた「おの」の両側の側面には、山での作業を安全に終わらせることができるように「身をよける」という願掛けからそれぞれ3本と4本の線が刻まれている。黎明館によると、展示されている道具のほとんどは戦後の機械化と共に使われなくなっていったという。この企画展は、12月1日まで開かれている。黎明館・古殿志賀子学芸員のコメント。

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