南伊豆町は湧き出る温泉の熱を利用したオニテナガエビの陸上養殖を町の新しい産業に育てようと事業者と連携協定を結んだ。南伊豆町では大阪に本社があり自動車部品販売などを手掛ける企業が去年8月~オニテナガエビの陸上養殖を試験的に始めている。東南アジア原産のオニテナガエビは高級食材として知られ、施設の水槽では現在約1200匹が飼育され大きなものは30cmほどに育っている。南伊豆町はきのう会社と利用されていない温泉資源の活用や地域の雇用拡大などを盛り込んだ連携協定を結んだ。会社はこの夏~オニテナガエビを伊豆半島の旅館やレストランなどに提供する予定。養殖には水温を30度前後に暖める必要があるが、温泉の熱を利用することで燃料費高騰の影響を抑えられるうえ、地下から自然に湧き出す自然泉のためポンプでくみ上げる電力がかからないことも大きな利点だという。
