東京都練馬区の川場湯は創業67年の銭湯。露天風呂をはじめ4種類の湯船を設置。銭湯で回数券を差し上げる代わりに家を見せてもらう企画で出会ったのは角田さん(76歳・男性)。歩いて家までついて行った。帰宅途中にサミットに立ち寄って夕食を購入した。仕事は人工透析病院のドライバー。患者の送迎をして10年。それ以前は石油関係の商社マンだった。25歳で結婚して娘が2人。現在は一人暮らし。自宅には畑があり、ピーマンやナスが実っていた。午後6時40分に帰宅。築40年の持ち家で間取りは4K、価格は1,300万円。冷蔵庫の中を見せてもらうと、奄美大島へ行った友人からもらった「パイナップルの醤油漬け」が冷えていた。試食させてもらった取材スタッフは「パイナップルの味が一切しない」と感想を語った。後で調べたら、パパイヤだった。扉のガラスには孫が描いた絵が貼ってあった。カレンダーには「山」と書いてあった。月1で登山していて、日本百名山は90くらい制覇したという。妻・あやこさんは7年前に肺がんで亡くなった。享年65。