沖縄県の南大東島で水中鍾乳洞が発見された。南大東島は沖縄本島から東にある人口1200人の小さな島。水中探検家の伊左治佳孝さんが発見した。島の集落の近くのサトウキビ畑にある茂みの中に水中鍾乳洞への入口があった。2024年12月、伊左治さんを筆頭に韓国、タイ、台湾から集まったダイバー4人とNHKの潜水取材班が探検を開始した。白く美しい鍾乳石が広がる空間が発見された。また葉のような極めて珍しい鍾乳石も見つかった。水の流れが少ない環境で長年かけて石灰岩の成分が結晶化したもの。フォトグラメトリーという技術で白の洞窟の3Dモデルを作成し、洞窟の全長が120mに及ぶことも判明した。