金沢市南新保にある除雪基地で行われた出動式には、国土交通省の担当者や除雪を担当する建設業者など約40人が参加した。金沢河川国道事務所の五十川氏が「生活と経済の大動脈である道路の安全も確保できるよう、除雪作業に取り組んで行きたい」と述べ、除雪体制強化への協力を呼びかけた。見学に訪れた近くの金沢市立鞍月小学校の児童が除雪作業の安全確保を呼びかけた。金沢河川国道事務所は国道8号線や国道157号線など、国が管理する5路線の国道約200キロの除雪を担当しているが、1月の地震や先月の豪雨の影響で道路が陥没するなどの被害が相次ぎ、雪が積もった道路での除雪作業が例年に条に難しく時間がかかる可能性があるという。