- 出演者
- 田代杏子 兼清麻美 坂下恵理
ハロウィーンのきょう、北海道十勝の鹿追町ではお化けなどに仮装した子どもたちが介護施設を訪問してお年寄りと交流した。お年寄りたちが子どもたちのかわいらしい姿に目を細めながらお菓子を手渡すと子どもたちからはお礼に手作りのかぼちゃのペンダントがプレゼントされた。
今月ノーベル平和賞の受賞が決定した日本被団協を構成する愛知県内の団体のメンバーがきょう県庁を訪れ、県に対して被爆体験を伝える機会をさらに増やすよう求めた。愛知県庁を訪れたのは県内の被爆者や被爆二世などで作る愛知県原水爆被災者の会のメンバー。愛知県によると県内には被爆者がおよそ1300人いるが毎年およそ100人が亡くなっているという。被爆者たちは愛知県に対して被爆体験を伝える機会をさらに増やすように求めた。愛知県原水爆被災者の会は来月までに県内のすべての市町村にも核廃絶や被爆体験の継承に取り組むことを求めることにしている。
少子化が進む中、三重大学はより多様な学生を受け入れるため面接や小論文などにより高校時代の活動を重視する総合型選抜を再来年に行う入試からすべての学部で導入することになった。総合型選抜は書類や面接、小論文などで評価するもので全国では今年度78%の国立大学が導入している。三重大学でも今後18歳人口の減少が見込まれる中、より多様な学生を受け入れるため5つの学部すべてで総合型選抜を導入することを決めた。募集するのは入学者全体のおよそ5%にあたる70人で学校の推薦は必要なく、書類選考と面接それに実技や筆記試験などで選抜を行う。ほとんどの学部と学科で大学入学共通テストの受験は必要ないが、医学部医学科と工学部機械工学コースなど一部の学科では必要となる。初年度の出願受付は再来年の9月で合格発表は11月以降に行われるという。三重大学は、学力だけでなく高校での活動などから主体性や協調性も評価し特徴のある意欲的な学生に入学してほしいとしている。
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障害がある人とその家族などが触れ合う様子を撮影した写真の展示会が岐阜県飛騨市で開かれている。重い身体障害や知的障害がある子どもとその家族などで作る地元のグループが開いたこの写真展は、今月から岐阜県内で行われている全国障害者芸術文化祭の一環として行われている。会場の飛騨市古川町の図書館にはグループのメンバーなどを被写体に今月上旬市内のスキー場で撮影した写真が展示されている。来月24日まで。
首里城の火災からきょうで5年。首里城では、今後火災が起きたとしても迅速に消火活動に当たり被害を防ぐための訓練が行われた。5年前の10月31日の未明に起きた、那覇市にある首里城の火災では、正殿を含む6棟が全焼した。火災から5年となったきょう首里城では、午前6時ごろから正殿の再建工事を担っている内閣府沖縄総合事務局の職員や、那覇市消防局の消防士などおよそ100人が集まり、消火訓練を行った。消防によると連結送水管は5年前の火災のあとに取り付けられたもので、ポンプ車などが城の外からこの送水管を通じて水を送ることで、城の中では送水管の放水口にホースをつなげば放水でき、迅速に消火活動に当たれるという。
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」がきょう佐賀市で開幕し、午前中の競技は風の影響で中止となった。佐賀インターナショナルバルーンフェスタはアジア最大級の熱気球の大会で、ことしは日本をはじめ米国やオーストラリアなど15の国と地域から合わせて128機が参加する予定。メイン会場の佐賀市の嘉瀬川の河川敷には出場予定のチームが朝から集まっていたが、大会の組織委員会は午前8時、風の影響により午前中の競技を中止にすると発表した。午後の競技を行うかについては上空の風の状況などを見極めて2時半以降に発表されることになっている。大会は来月4日まで開かれる。
携帯電話を使用しながら自転車を運転する「ながら運転」を禁止する改正道路交通法があす施行されるのを前に、JR佐賀駅付近で啓発活動が行われた。改正道路交通法では携帯電話を使用しながら自転車に乗って事故を起こすなどの危険を生じさせた場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金。危険を生じさせなくても携帯電話を手に持ちながら通話や画面を注視した場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科される。また、罰則の対象外だった自転車での酒気帯び運転についても3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。
上峰町の上峰小学校では子どもたちが稲穂を使って文字を表現する取り組みを続けている。学校の隣にあるおよそ10アールの田んぼでは、5年生の子どもたちがことし6月に植えた苗が育ち、自分自身や友達、生き物や自然へ愛を込めようと決めたというメッセージ「あいと共に」という文字がくっきりと浮かび上がっている。きのうは、5年生のおよそ90人の子どもたちが鎌を手にして田んぼに入り、黄金色に輝く稲の根元を1株ずつ握ってざくざくと刈り取っていった。収穫したもち米は子どもたちが家に持ち帰って味わうことになっている。
「医師数増加なのに医師不足?医師偏在マップで見えたこと」の記事を紹介。地方の病院で医師不足が深刻になっている。全国では医師数は年々増加しているが医師不足とはどういうことなのか。その背景には医師の偏在の問題があると言われている。埼玉県・秩父市の市立病院で常勤の医師の確保ができず診療を制限する日も出てきている。特に課題となっているのが救急医療。この病院は地域の救急医療の一端を担っているが、医師の数は十分とは言えない。小児科の常勤の医師の日常を取材すると外来で多くの患者を診察したあと夜間の当直にも入り翌日も勤務が続いていた。家族との時間も思うようには取れないということで、少ない医師で地域の医療を支えなくてはならない厳しい現場の状況がかいま見える。地方が医師不足になる原因の一つが医師の偏在。都市部に医師が集中してしまうという問題。厚生労働省が公表している「医師の偏在指標」というデータを地域ごとに地図に表した。あくまで相対的な指標だが全国的な状況を考える際に役立つ。見たい地域をクリックするとそれぞれの数値が表示される。こうした状況になる原因として都市のほうが専門的な医療技術を学ぶことができると考える医師が多いこと、家庭の事情などさまざまな要因が考えられるが、結果として医師不足の地域が出てきているのが現状。国はこれまでも対策を取ってきたがさらに本格的な対策を検討会で協議している。厚生労働省は年内にも議論をまとめたいとしていて、どこまで踏み込んだ対策を打ち出すかが焦点となっている。
真っ暗な福岡の夜空に現れたのは航空自衛隊の「C130」輸送機。那覇空港を飛び立ち、きのう午後6時半過ぎに福岡空港に着陸した。自衛隊とアメリカ軍が行っている大規模な実動演習「キーン・ソード」の一貫。防衛省によると、離島での戦闘で負傷者が出たことを想定し、医療体制の整った地域に搬送する訓練だったという。「キーン・ソード」はあすまで全国各地で行われ、防衛省の発表では日本側は陸海空自衛隊から隊員約3万3,000人と、艦艇約30隻、航空機約250機。アメリカは陸海空軍や海兵隊約1万2,000人と艦艇約10隻、航空機約120機が参加した。福岡県内では今月26日、自衛隊などが円滑に使えるようにする”特定利用空港”に指定された北九州空港でも海上自衛隊の多用途機が着陸したのが確認された。今回の演習では熊本空港や長崎空港に始めて自衛隊の戦闘機が着陸するなど、自衛隊施設ではない空港や港がかつてない規模で使われており、九州・沖縄の各地で自衛隊やアメリカ軍の活動が拡大している。
例年ハロウィーンで多くの若者などが集まる福岡市天神の「警固公園」は、今年も夜間は閉鎖されている。警察によるとハロウィーン当日のきょう午後6時以降は混雑が予想されることから、親不孝通りやきらめき通り、天神西通りなどを対象に、状況に応じて交通規制を実施するという。また、ヘリコプターを使って上空からのパトロールも行い、人の流れを把握して群衆事故などの防止を徹底するとしている。警備はあす朝まで夜通し行われる予定。
きょう開かれたかほく市議会の全員協議会で市の担当者が明らかにしたところによると、能登半島地震による液状化で住宅の被害が相次いだかほく市・大崎地区で半壊以上の被害を受けた世帯のうち111世帯から回答があったものによると、60世帯が「震災前と同じ場所で住みたい」と回答したという。また、再び液状化が起きるのを防ぐ対策については、約8割にあたる89世帯が「宅地と道路などの公共施設を対象に、市が一体的に工事を行う必要がある」と回答したという。一体的に工事を行う場合、国が工事費用を自治体などに補助する制度があるが、工期は5~10年ほどかかる見通しで、住民の合意形成が課題となる。また、液状化により地盤が水平方向に動き、土地の境界と実際の位置がズレている問題でも境界を確定させるための合意形成が必要となる。市は今後住民の意向調査を改めて行い、年内に説明会を開くことにしている。
珠洲市高屋町の漁港近くにある仮設住宅に移動販売車が到着し、食料品などの販売を始めた。このサービスは仮設住宅で暮らす人たちの買い物を支援しようと「JAのと」がきょうから始めたもの。車には野菜・肉・魚など約550種の商品が並び、訪れた人たちは商品を手にとって選んだり、店員に選んでもらったりして買い求めていた。移動販売車は珠洲市のほか、輪島市や能登町の仮設住宅も定期的に回るとのこと。JAのと・山瀬さんは「買い物に困っている人がほとんどだと思うので、心待ちにしてもらえるような存在になりたい」と話す。
金沢市南新保にある除雪基地で行われた出動式には、国土交通省の担当者や除雪を担当する建設業者など約40人が参加した。金沢河川国道事務所の五十川氏が「生活と経済の大動脈である道路の安全も確保できるよう、除雪作業に取り組んで行きたい」と述べ、除雪体制強化への協力を呼びかけた。見学に訪れた近くの金沢市立鞍月小学校の児童が除雪作業の安全確保を呼びかけた。金沢河川国道事務所は国道8号線や国道157号線など、国が管理する5路線の国道約200キロの除雪を担当しているが、1月の地震や先月の豪雨の影響で道路が陥没するなどの被害が相次ぎ、雪が積もった道路での除雪作業が例年に条に難しく時間がかかる可能性があるという。
大阪・関西万博の最寄り駅として来年開業する大阪メトロ「夢洲駅」内部が報道陣に公開された。天井には海外からの利用者に楽しんでもらおうと「折り紙」をモチーフにデザインされたアルミパネルが貼られている。1時間最大3万人の利用を想定し2つの改札口に計18台の改札機が設置されている。今後、国土交通省などによる検査を受ける。
来年秋に放送されるNHKの連続テレビ小説のヒロインに選ばれた宮崎市出身の高石あかりさんは緩急自在の演技に定評がある。交流がある宮崎市のミニシアターでは、さらなる活躍に期待する声が上がっている。連続テレビ小説「ばけばけ」で明治時代の女性を演じる高石さん。おとといの記者会見では白い着物姿で抱負を語った。現在上映中の「ベイビーわるきゅーれナイスデイズ」ではフリーの殺し屋に扮し、“朝ドラヒロイン”らしからぬ激しいアクションを披露している。映画は全編、宮崎で撮影され、県庁などおなじみの場所が舞台になっている。宮崎市のミニシアター「宮崎キネマ館」ではきのうもこの映画が上映され、観客がチケットを買い求めていた。高石さんは舞台挨拶などで以前からこの映画館を度々訪れていて、先月も挨拶に来ていたという。
きのうから日南市で秋のキャンプをスタートさせているプロ野球の西武に、市や県が特産品の伊勢えびやブランドポークを贈り激励した。球場のロビーでは、来シーズンから指揮を執る西口文也監督に、市や県がチームへの激励の気持ちを込めて地元で取れた伊勢えび10キロや宮崎ブランドポーク30キロを贈った。グラウンドでは選手たちがストレッチやランニングで体を動かし、リーグ最下位からの巻き返しに向けて汗を流していた。西武の日南市での秋のキャンプは新型コロナの影響などで5年ぶりで、来月18日まで行われる。
民間の信用調査会社「帝国データバンク岡山支店」によると、ことし4月から9月までの今年度上半期に、岡山県内で1000万円以上の負債を抱えて法的整理の手続きをとった企業は60件と、去年より15件増え、この10年で最も多くなった。負債総額は合わせて90億1200万円と去年の同じ時期より38億9400万円、率にして76%多く、2年連続で前の年の同じ時期を上回った。業種別では「小売」が14件で最も多く、次いで「建設」が13件、「製造」と「卸売」がそれぞれ10件となっている。主な要因では「販売不振」が全体の90%を占めたほか、企業の規模別では従業員が10人未満の企業が88%となっている。帝国データバンク岡山支店は「収益改善が進まない企業では物価上昇を上回る賃上げが実行できず人手不足が深刻化する。価格転嫁も難航し倒産件数はさらに増えるおそれが高まっている。」としている。
鏡野町の飲食店でつくるグループ「やま弁友の会」が手がけたこの秋の新作は「秋のやま弁」と「秋の炊き込み」の2種類。いずれも町内産の新米や栗、野菜など秋の味覚がふんだんに盛り込まれていて、このうち「秋のやま弁」は、栗ごはんやアマゴの塩焼き、それにシカ肉入りのコロッケなどが入った彩り豊かな弁当。また「秋の炊き込み」は栗のほか、なめこやブナシメジ、マイタケなどきのこがたっぷり入った炊き込みごはん。「秋のやま弁」と「秋の炊き込み」は11月2日から30日まで「道の駅 奥津温泉」と「夢広場」の2か所で販売される。週末と祝日の限定販売で、購入には2日前までの予約が必要。