- 出演者
- 和田哲 田代杏子 村上真吾 曽根優 千野秀和 吾妻謙 岩野吉樹 一柳亜矢子 兼清麻美 坂下恵理 中村慎吾 竜田理史 藤本貫太郎 山口紗希
出演者の紹介。
江戸時代末期1854年の安政南海地震で被害を受けた黒潮町で昭和初期まで続けられてきた被災の記憶を語り継ぐ祭り「大潮祭り」が来月約100年ぶりに行われる。安政南海地震の解説や昭和21年の昭和南海地震の体験者の講演を聴く予定も。開催を呼びかけた県立高知城歴史博物館の水松啓太学芸員は「過去の地震被害を地域で語り継ぐ意義は大きい。南海トラフ巨大地震の発生も懸念されているので方法を模索しながら続けていきたい」と話している。
輸血用の血液が不足する冬を前に、高知市の専門学校・四国医療工学専門学校の生徒たちが集団献血をした。社会奉仕の精神を養ってもらおうと毎年春と秋に実施。きょうは14人が高知県赤十字血液センターの献血用バスに乗り込み献血に協力。県赤十字血液センターによると今月県内の献血ルームなどで献血した人は1525人と目標を下回っているほか、現在は中国、四国地方で輸血用のO型の血液が不足。これから寒くなる時期はかぜなどで体調を崩したり寒さで外出を控えたりする人が増えるため献血に協力する人が減る傾向にあり、日本赤十字社は献血への協力を呼びかけている。
来年1月で阪神淡路大震災から30年。大阪管区気象台のHPでは地震への備えにつなげてもらおうと、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の写真などを公開。阪神淡路大震災では6434人死亡、大阪府内でも多くの建物に被害が出て31人が犠牲になった。HPでは当時の写真のほか救助活動に携わった大阪市消防局の職員へのインタビューなどが公開されている。近畿、中国、四国地方の8地点で観測された揺れを再現する動画も公開。大阪管区気象台地震火山課地震津波防災官・飯盛裕が「今後の備えとして参考にしてもらえれば」などコメント。
アユの漁獲量が減少している太田川で産卵しやすい場所を整備する作業が行われた。作業には太田川漁業協同組合の組合員など約80人が参加。組合によると太田川でのアユの漁獲量は1991年度は320万匹余だったが昨年度は2万4000匹と統計を取り始めてから最も少なかった。漁協ではあす産卵期を迎えたアユ約4000匹を太田川に放流する。
広島の冬の味覚「広島菜」の漬け込み作業が本格的に始まるのを前に、おいしい漬物ができるよう祈願する「初漬け式」が広島市で行われた。広島菜の一大産地、広島市安佐南区川内にあるJA広島市の施設で行われた初漬け式には生産農家やJA職員など約40人が参加。この地域の広島菜の漬物は来月上旬から出荷が始まり、例年並みの約800tの出荷を見込んでいる。
日立市の神社で無病息災や五穀豊穣を願う伝統の「やぶさめ」の神事が行われた。大久保鹿嶋神社では400年以上前に奉納されたやぶさめを毎年の秋の例大祭で伝統の神事として行っている。
NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」の特集記事より。宇宙飛行士に正式に認定された米田あゆさんと諏訪理さんとが、ことし7月、陸上自衛隊協力のもと宇宙船が想定外の場所に不時着した際に生き延びる術を身に付けるサバイバル訓練を行った。宇宙飛行士に選ばれる前は世界銀行で防災支援の仕事をしていた諏訪さん。米田さんは元医師の経験をもつ。判断に迷う場面では決断に時間がかかり、同行した自衛隊の担当者から進み方の遅れを指摘された。後日行われた訓練の振り返り会では、自衛隊の担当者が訓練を通じて浮かび上がってきたそれぞれの課題を指摘した。
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鳥取県との県境に近い岡山県鏡野町の人形峠にある原子力施設で放射性物質が漏れ出したという想定で鳥取県や岡山県などが合同で訓練が行っている。この訓練は岡山県鏡野町にある日本原子力研究開発機構の人形峠環境技術センターで火災が起きて放射性物質が漏れ出したという想定で鳥取県が国や岡山県などと合同で行っている。鳥取県庁ではセンターから事故の一報が電話で伝わると災害対策本部室に本部を設置。県警察本部から「現場周辺の道路を通行止めにした」といった情報が入ると現場に近い三朝町や県の中部総合事務所などに原子力事故の際の専用回線を使って情報を伝えようとしたが県の中部総合事務所とを結ぶ専用回線にトラブルが起きてつながらず、急きょふだんから使っている電話やFAXを通じて連絡を取った。
紅葉シーズンを前に、国内外から訪れる人たちを清潔なトイレでもてなそうと国立公園の鳥取県の大山で住宅設備メーカーの社員らが公衆トイレを清掃。この取り組みは大手住宅設備メーカーが10年前から各地で行っていて、大山中腹にある大山寺地区に社員など40人余が集まった。このメーカーではきょう島根県の出雲大社や岡山城など中国地方の観光地、あわせて10か所でトイレを清掃した。LIXIL山陰営業所所長・廣幡将基が「日本の誇るべき観光名所に国内外から来る多数の観光客に対しておもてなしとしてトイレ清掃を通じて地域貢献に役立てたい。日本のトイレはきれいということを体感してほしい」とコメント。
夜空の星の見えやすさを調べる鳥取県の調査で、天の川がよく見られる20等級以上の地点は、県内で39地点。去年より5地点増えたことが分かった。県は、鳥取市佐治町や倉吉市関金町など7地域を「星空保全地域」に指定、街灯の明かりで景観を損なわないよう規制を強める取り組みをしている。最も星が見えやすかったのは倉吉市関金町の新小泉橋で21.6等級、次いで八頭町のふるさとの森が21.2等級。
福島市の福島競馬場で秋のレースが開催されるのを前に、騎手や競走馬などの安全を祈願する神事「馬場浄め」が行われた。福島競馬場はJRA・日本中央競馬会による競馬が東北で唯一開催されていて、来月2日から秋の福島競馬が始まる。
JR磐越西線が来月1日で全線開通から110周年となるのを記念してスタンプラリーが開催される。期間は来年3月末までの予定で、専用アプリをスマートフォンにインストールして郡山駅や会津若松駅など県内7駅と新潟県内の駅のあわせて13駅に設置した装置にスマートフォンをかざすとスタンプを獲得できる。集めたスタンプの数に応じて列車を描いた特別なスタンプももらえる。郡山駅と新潟の新津駅の間を結び、会津の田園地帯や県境の山間部を走る全長170km余の路線で、県内の沿線には会津若松市の鶴ヶ城や猪苗代湖などがある。JR東日本新潟支社は「スタンプラリーをきっかけに普段利用する方以外にも路線を使ってもらい、沿線の景色や観光地、食事などを楽しんでほしい」としている。
現在円安などにより、日本には多くの外国人観光客が訪れていて、長崎でも最近多くの外国人観光客が見られる。実は、佐世保市の伝統工芸・三川内焼にもインバウンドの効果が現れている。なぜ外国人観光客が伝統工芸にひかれるのか、そして焼き物の産地にはどんな影響があるのか取材。米国やヨーロッパなどからの観光客約3000人を乗せた大型客船が先月1日、佐世保港に寄港した。観光客がバスで向かうのは、佐世保市の焼き物の産地三川内。三川内焼は江戸時代、平戸藩の御用窯として栄え400年の歴史を誇り、高い技術が今も受け継がれている。現在、里山には13の窯元が軒を連ねている。ガイドを務めた中里太陽さんは三川内焼きの400年の歴史を誇る窯元の18代目。三川内焼の窯元の減少に不安を感じ、新しい取り組みとしてガイドを引き受けた。今回のツアーに参加した外国人観光客は約100人。窯元まで集まる里山まで訪れたのは今回が最大の人数。ツアー客は三川内焼の繊細な作りに魅了された。ツアーの最後に中里さんは細工づくりの実演を行った。
秋田県の南部にある地域を中心に、モクズガニで作ったカニみそが郷土料理として親しまれている。モクズガニは一年中川に生息しているが、川の水温が下がるこの時期は脂がのっていて特に味が良いという。
倉敷市立連島南中学校が3年ぶりに実施された訓練。全校生徒と教職員約450人が参加した。訓練は、倉敷地域で震度6弱の揺れを観測しその後、瀬戸内海沿岸部に津波警報が発表されたという想定で実施された。生徒たちは校庭に避難したあと教職員や警察官の誘導のもと、約2キロ離れた高台にある大学のグラウンドまで再び避難した。この中学校では南海トラフ巨大地震で、津波で1メートルから2メートルの浸水が予想されている。この中学校は津波避難ビルに指定されているが、生徒たちはより安全な避難場所となる大学まで徒歩で移動して、緊急時の行動を確認していた。
義援金を贈ったのは、赤磐市の仁美小学校の5・6年生の児童たち。きのう石川県の被災地への義援金として1万4979円を贈った。この義援金は、児童たちが授業の一環で育てたもち米のうち、30キロ分を今月中旬に開かれた地域の催しで販売したすべての収益と、集めた募金が含まれている。子どもたちは授業で防災について学ぶ中で、大雨の被害を受けた能登半島地震の被災地を支援する方法を話し合い、もち米を販売して得た収益を義援金として贈ることを決めたという。義援金は市から日本赤十字社を通じて、石川県内の被災地に届けられる。
津山市の美作大学などでは、平成21年からハロウィーンにあわせて学生・教職員が仮装するのが恒例行事となっている。きょうは約7割の学生が、高校時代の制服を着たり、映画やアニメのキャラクター、大学のヒーローミマダインの仮装をしたりして登校した。また休み時間には仮装した学生たちが、中庭で記念撮影をするなどして、ハロウィーンの雰囲気を味わった。美作大学ではあすも、学生たちが仮装して登校するという。
ニュースなどのあと、再び列島ニュース。