江戸時代末期1854年の安政南海地震で被害を受けた黒潮町で昭和初期まで続けられてきた被災の記憶を語り継ぐ祭り「大潮祭り」が来月約100年ぶりに行われる。安政南海地震の解説や昭和21年の昭和南海地震の体験者の講演を聴く予定も。開催を呼びかけた県立高知城歴史博物館の水松啓太学芸員は「過去の地震被害を地域で語り継ぐ意義は大きい。南海トラフ巨大地震の発生も懸念されているので方法を模索しながら続けていきたい」と話している。
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