20年ぶりの新紙幣の発行。その経済効果は1兆6300億円ともいわれている(野村総研・木内登英氏より)。一万円札の肖像画に選ばれた渋沢栄一さんの生誕地・埼玉県深谷市では、記念するイベントが行われている。道の駅おかべには、渋沢グッズが136種類も揃っている。銀行のATMなどを手掛けるOKIでは、今年1月から工場をフル稼働している。工場のフル稼働は来年3月まで続く予定だそう。タクシー会社「葵交通」(東京・杉並区)は、新紙幣の対応に間に合った。ただ、納金機のほか両替機も合わせて400万円かかったそう。一方で今回、大きく変化した店もある。博多ラーメン熟成とんこつ屋(愛知・北名古屋氏)では、券売機をやめキャッシュレス決済にした。その理由の1つに費用がある。客はスマホで注文、支払いができるようになった。ジェイアール東海バスは、明日から高速バスで運賃箱を撤廃しキャッシュレスでの支払いに切り替える。現金の場合は運転手が手渡しで対応するそう。
住所: 愛知県北名古屋市