アトピー性皮膚炎の治療などに用いられる保湿用塗り薬「ヒルドイド」の患者の自己負担額が、10月から引き上げられる。厚生労働省は、ジェネリック医薬品の利用を促すためことし10月から特許が切れた先発医薬品のうち、ジェネリック医薬品の発売から年数がたっていたり置き換えが進んでいたりするものについて自己負担額を引き上げることにしている。ヒルドイドをめぐっては、近年は美容目的での処方が増え問題となっていた。ヒルドイドを含む対象の医薬品について、医師が医療上必要があると判断した場合には引き上げの対象外となるという。