厚生労働省によると昨年度、過重な労働や仕事へのストレスで脳や心臓の病気や精神障害になったとして請求された労災の件数は過去最多の4810件だった。このうち労災と認められ補償が支給されたのは1304件で過去最多。また、精神障害の労災認定が1055件で初の1000件超となった。原因別では「上司などからのパワハラ」が最も多かった。厚生労働省は「人間関係や仕事環境の変化で強い心理的負荷を感じる労働者が一定数いるとして、精神障害の増加理由について早急に検証を行う」としている。
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