歯科用の麻酔薬不足について医療ジャーナリストの森まどかが解説。限られた限定出荷の中で先々まで確保している歯科とそれに乗り遅れてしまった歯科が出ている状況。厚生労働省によると来月には平均的な出荷量が徐々に回復する見込みだが、製造元によると安定して行き渡るには時間がかかるという。他にも不足する可能性がある薬として、咳止めや抗生物質、子供用の薬などがある。今回不足している歯科用の麻酔薬はジェネリック医薬品で、新薬の特許が切れた後に安価で製造・販売出来るものだが、構造的な問題が生じている。国は医療費を抑える方向性を重要視しており、なるべくジェネリック医薬品に誘導してきた。現在は88.8%のシェア率となったが、1社だけ製造しているケースも多いという。するとトラブル発生で一気に供給が不足してしまう。価格が安く利益が少ないため、新規参入が少ない。
