全国高校総合体育大会の開会式に出席するため、21日から北海道を訪れている秋篠宮ご夫妻は平成30年9月の北海道胆振東部地震で震度7の揺れを観測し、土砂災害などで大きな被害を受けた厚真町を訪ねられた。地震では厚真町や近隣の自治体などで220件余りの崖崩れや土石流などが発生し、災害関連死を含め44人が亡くなったほか、道内のほぼ全域が停電する「ブラックアウト」が起きた。秋篠宮ご夫妻は地震を経験した地元の中学生らとともに、被災地の森林の再生を願って、北海道の木に指定されているアカエゾマツを植樹された。