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「原田三寛情報部長」 のテレビ露出情報

今では年末の風物詩となっている忘年会だが、歴史がある。日本で初めて忘年会を本格的に論じる本として2006年に出版された「忘年会」によると、日本の忘年会のルーツは室町時代の「年忘れ」だという。皇族の日記「看聞日記」に「12月下旬、歌会で酒を飲み乱舞する」という描写が出てきており、これがルーツの1つだという。その後、江戸時代になると中流以上の町人の間では幕府の役人との年忘れの大宴会の記録があり、年末には「接待忘年会」が盛んになった。そして昭和30年代の高度経済成長の波で会社員の間でも「忘年会ブーム」が訪れ大衆化した。そして今年は新型コロナが5類に移行して初の忘年会シーズンということで、変化もある。東京商工リサーチの年末年始の忘年会・新宴会を予定している都内の企業の割合が、コロナ禍の2021年の調査では30.0%だったのが今年は56.9%と復調を見せている。東京商工リサーチ・原田情報部長は「これまでの忘年会は定例行事だったが、親睦や従業員の士気向上など開催に意味付けが必要になっている」と指摘する。コロナが5類に移行して初ということで、企業にも変化が出ている。シチズン時計が行った意識調査では、飲み会で「午後9時までに終わって欲しい」と思っている人が約40%いることがわかった。また、20代は「10時までに帰りたい」と全年代を通じて一番多かった。東京商工リサーチ・原田さんは「若者の飲み会離れと言われる中、コロナ禍に学生時代を過ごした新卒世代は『忘年会などをやりたい』という人もいたため、コロナ禍の様々な変化で社内コミュニケーションとの向き合い方が大きく変容しているのでは」と指摘する。中野さんは「コミュニケーション大事とか言う割に私はあまり呼んでほしくない。5人以上の忘年会は発展性がないし、大した議論ができないので本当に時間の無駄としか思えない。皆さんがやるのはいいけど、私は呼ばないでほしい」などとコメントした。

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