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「原田健」 のテレビ露出情報

太平洋戦争の最中に行われた御進講で、昭和天皇が特に注目していたのが中立国の動向だった。それは松田にしても同じことで、開戦後に18ヶ国から宣戦布告を受けた日本は中立国との関係を強化すべきだと考えていた。こうした中立国の中でも日本が特に重視していたのがバチカンで、1942年5月に日本はバチカンと国交を樹立する。昭和天皇は「法王庁の反共主義と平和主義は我が国の国策とも重なる」と考えており、中立国であるバチカンが日本の戦争を終わらせる和平の仲介者となることを期待していた。一方のバチカンも日本が保有するアジアの広大な領土におけるカトリック信者の保護を目論んでおり、両者の関係はアメリカの反発を受けても揺らぐことがなかった。しかし、こうした外交の成果とは裏腹にドイツと日本は共に軍事面で大敗を喫し、戦局は大きく揺らいでいく。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年8月7日放送 22:00 - 23:00 NHK総合
NHKスペシャル発見 昭和天皇御進講メモ〜戦時下 知られざる外交戦〜
1945年に入ると、昭和天皇と松田は御進講の場で降伏や和平についての会話を交わすことが多くなった。欧州では2月にソ連軍がベルリンに迫る勢いで進撃を続けており、その危機的な状況を耳にした天皇は日本の講話についても考えるようになる。昭和天皇が終戦の道を模索する中で、5月7日にドイツが無条件降伏し、6月には沖縄戦が始まる。本土決戦も間近となる中でバチカンも和平の仲[…続きを読む]

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