昨年の全国の死者数は157万人と過去最多で多死社会となる中火葬ができない火葬待ちの問題がある。昨年母を亡くした島崎さんは地元の火葬場で予約を取ろうとした所、空いていたのは16日後であった。自宅に1週間安置した後に葬儀会社に預けた所遺体の安置費用として追加で23万円かかってしまったという。横浜市では市内に5か所の火葬場があるが、それでも首都圏を中心に火葬までの待ち時間が長期化するケースが増えている。横浜市では現時点で平均4日から5日待ちの状態で冬場になるとさらに長期化する見込みがある。市は友引の日も受け入れるなどの対策をしているが火葬待ちは解消されていない。専門家は火葬炉の回転数を上げられないののが一番の課題で、死者数に対して火葬場の能力が追いついていない等と指摘している。