東日本大震災の発生からきょうで15年。震災では1万5901人が亡くなり、いまだ2519人が行方不明となっている。被災地はきょう1日、深い鎮魂の祈りに包まれる。高さ10mの津波で大きな被害を受けた仙台市若林区の荒浜地区では日の出に合わせて人々が祈りを捧げていた。一方、東京電力福島第一原子力発電所で起きた事故の影響は現在も色濃く残っている。2022年8月まで全町非難を強いられた福島県双葉町は避難指示が出された12市町村の中で最も遅い帰還となり、町内で暮らす人は震災前の約3%となっている。また福島第一原発では燃料デブリの取り出しが進められているが、これまでに採取されたのは0.9gと極わずか。東京電力と国が掲げる「2051年までの廃炉完了」は不透明さを増している。あの日から15年。地震発生の午後2時46分に合わせて、きょうは各地で黙祷と犠牲者への祈りが捧げられる。
