阪神・淡路大震災から30年。鹿児島市で開かれた福祉に関する研修会では震災当時現地に派遣された県社会福祉協議会の職員を含めた参加者全員が黙とうを行った。研修会は県社会福祉協議会が開き、県内の自治体などの職員約40人が参加。阪神・淡路大震災の被災地に派遣されてボランティアに関する業務を行った県社会福祉協議会地域福祉部・古市智子部長の呼びかけで黙とうが行われ、「阪神・淡路大震災の経験と教訓を忘れず、いまあるつながり、これからのつながりを大切にすることを真剣に続けたい」と述べた。県社会福祉協議会は阪神淡路大震災のあとも東日本大震災や去年の能登半島地震などが起きた際には現地に職員を派遣し、ボランティアの受け入れ業務などにあたっている。