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「司法省刑事局」 のテレビ露出情報

文京区にあった警察署が関東大震災の直後にまとめた報告書の中では「流言浮説」という現象が報告されていた。平常心を失った人々の間でデマが広まっていった。非常時にデマが広がるメカニズムを研究してきた東京大学の佐藤教授は「不安を抱えて緊張している状態の中で解釈が暴走していく」などと指摘した。ラジオがなかった時代、新聞は最大の情報源だったが東京の新聞社は地震と火災で新聞を発行できなくなっていた。人々は交番に駆け込んで流言の真偽を問い質したが警察も機能していなかった。政府は東京に戒厳令を出し、軍隊に治安維持を委ねた。確かな情報がない中流言を信じた人たちは異常な行動に駆られていく。神楽坂周辺で撮影された映像では、リヤカーなどで道を塞ぎ即席の検問所を作っている自警団の姿が見られた。朝鮮人が混乱に乗じて放火や井戸に毒を入れたという流言が広まっていた。9月3日には流言を信じた政府や警察までもが朝鮮人の取り締まり強化を通達。軍人や警官が罪なき人に手を下した例もあったと公式記録に残っている。司法省刑事局の調査によれば立件されただけでも殺害された人は231人、別の調査では数千人が犠牲となったという報告もある。司法省の調査では朝鮮人が流言にあるような犯罪にはしった事実は認め難いと否定された。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月17日放送 12:20 - 12:30 NHK総合
みみより!解説(みみより!解説)
今日は連続テレビ小説「虎に翼」の背景を解説するシリーズの4回目。今回は2人の上司と残されていた絵画について、司法担当でドラマ制作に参加している清永解説委員。主人公のモデルの三淵嘉子さんは昭和24年、1949年に家庭裁判所の創設に制度作りに携わるが、その際実際に2人の上司がいた。そのうちの1人が殿様判事と呼ばれた内藤頼博さん。通称ライハクさん。最高裁初代秘書課[…続きを読む]

2024年4月5日放送 12:20 - 12:30 NHK総合
「虎に翼」三淵嘉子伝(「虎に翼」三淵嘉子伝)
4月1日スタートの「連続テレビ小説 虎に翼」の告知。 主人公のモデルになったのは、法律家で日本初の女性弁護士・三淵嘉子。後に裁判官にも。生まれは大正3年。女性には参政権もなかった時代。昭和4年、女性のための学校として誕生した明治大学に進学。両親からは反対に遭ったんだそう。当時の司法試験に合格し、初の女性弁護士に。戦後には司法省に直談判して裁判官や判事に就任。[…続きを読む]

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