お腹がぽっこり出る「内臓脂肪型肥満」は、食べ過ぎや油のとり過ぎが原因と考えられてきたが、イギリスの科学雑誌に掲載された研究結果によると、活動量を制限した2匹のラットのうち1匹には一定期間朝食を与えなかったところ、体重に違いは出なかったが、朝食を与えられなかったラットは内臓脂肪の蓄積が確認されたという。原因は、朝食を食べなかったことによる体内時計の乱れ。臓器の働きにも影響を与え、脂肪が燃焼されにくくなるという。体内時計は、日光を浴びて、朝食を食べることでリセットされ整えられるという。夜食を食べると、体内時計がずれ、朝食の効果も台無しになるという。