名古屋大学の笠原竜四郎特任准教授らのチームが発見したのは、植物の“へその緒”にあたる組織で「笠原ゲートウェイ」と命名。植物が受精した後、種子に栄養が送られる道の入口にあり、受精が失敗すると入り口が塞がれ、実らない種子に栄養の流入を阻止する門の役割を果たす。応用した実験では、門を開き続けることで稲に影響を送り続けることに成功し、米粒を9%大きくすることができた。高タンパクな米とかビタミンAをより多く作る米とか、将来的に自由自在に作れるのではと考えている。
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