東京湾の大規模埋め立て計画のために産業計画会議のメンバーが会社を作り、埋立地の建設事業を始めて、1961年に政府が協力する閣議了解を得た。産業計画会議のメンバーである加納久朗は千葉県知事となり、東京湾総合開発協議会を発足した。加納は、1963年に亡くなった。東京湾の大規模埋め立て計画が実現しなかった理由についてスタジオトーク。東京湾だけに国家予算を上回る金額を投入することについて、当時の国民たちは納得していなかった。藤村龍至さんが、理想が高すぎる計画だったと指摘した。東京湾で2億坪を埋め立てるためには、川崎・横浜・木更津あたりの丘陵地を丸ごと削る土砂が必要となる。東京湾は非常に軟弱な地盤で、大規模な埋め立てをするには地盤改良が必要。東京湾に大規模な人工島を作ると外海と連絡が悪くなって、赤潮が発生する可能性がある。神戸市では六甲山を削って住宅地を造り、世界最大の人工島「ポートアイランド」を開発した。
