千葉・神奈川の両県で15人が犠牲となった台風25号。大雨による甚大な被害の発生からきょうで1カ月となった。成田市などにまたがる印旛沼では堤防が決壊。広い範囲で冠水被害が出た。約5万匹のウナギが流された養殖場を先月25日に取材したときと比較すると浸水被害は徐々に解消されているが、その爪痕は未だに残されていた。この養殖場では今も変電設備が修復できず水温を保つボイラーが使えないほか、井戸の一部も使えない状況が続いている。印旛沼漁業協同組合はウナギの稚魚を仕入れ、来年3月までの養殖場の復旧を目指している。浸水被害にあった君津市にあるいちご農園では先月24日に取材したときにはハウスのなかは浸水した水でいちごの苗を育てる台がぐちゃぐちゃに壊れ、物が散乱する状況だった。それが1カ月でいちごの苗が育ち、災害前の状況にまで戻りつつあった。いちご園は来年1月中旬ごろの再開を目指しているという。
