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「和ろうそく」 のテレビ露出情報

植物のハゼの実で作られている和ろうそく。ろうそくの芯は畳にも使われるい草の皮を除いた部分を和紙に巻き付け真綿で止めて筒状にしている。また、い草のスポンジ構造と空洞により大きな火を作り出す。和ろうそくに火を付けると、蝋が溶け芯の周りに溜まる。い草のスポンジ構造により毛細管現象が生じ蝋を吸い上げる。芯が空洞になっていることで下から空気が供給され、風に強いしっかりした炎になる。また、完全燃焼するためススが発生しにくい。和ろうそくを作るところを見せてもらうことに。芯に串を刺して作業開始。溶けた蝋の温度は約45℃。それを素手で塗っていく。ろうそくの形を作っていく下掛けという作業。小さなろうそくの場合、蝋を付けて乾かすという作業を10回ほど行う。直
径7cmを超えるものは100回以上行う。続いては下掛けを終えたろうそくの外側に仕上げの蝋を塗る上掛けという作業。上掛けには先ほどとは違う種類のものを使う。上掛けの蝋はブドウハゼという種類のハゼの実から取ったものを使用。種類が違うことでロウだれしにくい。上掛け蝋は下掛け蝋より溶ける温度がわずかに高い。外側の蝋の溶けるスピードは内側よりも少し遅いため、蝋が溢れないよう堤防の役割を果たしている。他にも蝋自体の粘性が高いことや蝋と芯のバランスもロウだれを防ぐ要因となっている。また、仕上げの蝋はそのまま塗るのではなく、練ってから使う。蝋を練ることで滑らかになり、仕上がりが綺麗になる。上掛けは基本的に1回のみ。作業は女将さんにバトンタッチ。ろうそくを串から外し、専用の機械で芯を出していく。最後に長さを揃えて完成。和ろうそくをスタジオで灯した。所は「揺らぐ感じがいい」等とコメント。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月30日放送 7:00 - 7:30 日本テレビ
所さんの目がテン!生活を支える 自然素材の道具
職人技が光る!和ろうそく作り

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