風呂に入ることを先延ばしにする人たちのことを指す「風呂キャンセル界隈」などの「界隈」という言葉が、去年の新語流行語大賞にもノミネートされた。今回新しく出てきたのが「外出キャンセル界隈」という人たちで、可能なかぎり自宅で生活をする人たちを指すそう。東京都が毎月、都内の企業400社ほどに調査しているデータによると、テレワークの普及がコロナ直前では24%だったが、コロナ禍に入り62%を超え、現在でも4割超の企業がテレワークを採用している。ほかにも食事や娯楽などが外出しなくても可能となった。日本生活習慣病予防協会の和田高士代表は「外出キャンセル界隈」は生活習慣病のリスクなどが上がるため、なるべく外出してほしいと呼びかけている。