今日のテーマは「ホルムズ危機と原油在庫の現在地」。アメリカとイランは覚書に署名し、トランプ大統領は「ホルムズ海峡は完全に開放されている」と主張。原油先物価格の動向について、今の状況はイラン軍事衝突前後の状況まで落ち着いてきている。その上で2点注意しておきたいことがあると重見氏は指摘。1つは再封鎖されるリスク。もう1つは交通量の回復に時間がかかる可能性。商船三井などの海運企業は覚書合意後にも慎重なコメントを出している。そこで問題になってくるのが世界の原油などの在庫が限界近くまで近づいていると言われていること。そのことこそ今回トランプ大統領が合意を急いだ背景にあると指摘されている。今後ホルムズ海峡が再封鎖されたり交通量の回復が遅れたりすると原油価格が上昇するだけでなく、供給が停止するようなリスクにさらされることになると指摘。世界の原油需要量は1日1億130万バレル。しかし、供給は9530万バレるで1日600万バレルの供給不足が生じている。また、在庫について、総量は82億バレル。多く感じられるが82億バレルのほとんどは手をつけることができないという。洋上在庫については、運転在庫であり取り崩しができないという。陸上在庫も同様で常に10億から20億バレルが陸に並んでいる必要があり取り崩しできないという。戦略備蓄について、半分近くは中国が備蓄しているものであり、今後取り崩しは減るのではないかと指摘があった。備蓄について、伝家の宝刀であり、使ってしまうと伝家の宝刀ではなくなってしまうなどと重見氏はまとめた。
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URL: https://www.mol.co.jp/
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