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「四万十の鮎ガーリックオイル煮」 のテレビ露出情報

高知市のセレクトショップで売られているご当地缶詰には「トマトで煮込んだカツオとキノコ」や「四万十の鮎ガーリックオイル煮」に「土佐あかうしのスジ煮込み鍋」があり、4年で売上が10倍になったという。高知県黒潮町は南海トラフ地震が起これば最大34mの津波が襲うと予測され、避難方法の研究や防災に力を入れる一方人口流出や産業の衰退も問題となっていた。9年前に設立された黒潮町缶詰製作所は町が出資した第3セクターで、防災缶詰を製造することで地場産業を活性化し新しい雇用を生み出そうとした。災害ではどんな缶詰が求められるか、宮城県気仙沼市でヒアリングを行い「いつも食べているような料理が食べたかった」との声が聞かれた。黒潮町の人が食べ慣れた地元カツオや完全天日塩、サトウキビから手作りする黒糖の3品を使うことで地場産業の活性化につながるとし、独自の缶詰が誕生した。黒潮町ではこの缶詰を町の備蓄食だけでなく特産品として全国に売り込めないかと考え、缶詰工場のスタッフ自身が東京や大阪に足を運び試食販売を行い、売上を増やしていった。現在の従業員は約20人で、年間の売上は1億円を超え行政からの補助金を受けることなく運営している。

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