総理演説目に異例の集中審議。政治とカネめぐる政局の行方は?深掘りポイント1「焦点は証人喚問?法改正?総理周辺からは6月解散の声も」、ポイント2「茂木派で退会ドミノが加速。退会者で小渕グループ結成か」。きょう午前9時から始まった集中審議の様子を政治部の村上祐子記者に伝えてもらった。今日の集中審議で野党側は裏金について、全容解明が先だと繰り返し迫ったが、岸田総理は明確には答弁しなかった。最大の焦点となる法改正について、会計責任者だけでなく、政治家にも責任を負わせる連座制の導入に岸田総理は前向きな姿勢を示した。ただ、一方で政党が議員個人に支出する政策活動費については、野党が廃止を求めたのに対し、与野党で議論するべきだと述べるにとどめた。野党側は秘書が立件された二階元幹事長に加えて、安倍派の幹部6人を国会に参考人と呼ぶように求めて追及を強めている。野党は能登半島地震の復旧復興のために被災者への支援金を1世帯当たり300万円から600万円に倍増させる法案を国会に共同提出している。合わせて、野党各党は政治とカネの問題「政治改革案」というのも取りまとめたが、今後政治資金規正法の改正案も与野党で結束して共同提出することも考えているので、能登半島地震の復旧復興でも結束して、さらに政治とカネの問題でも結束して、次選挙があれば政権交代というところまで持っていきたい考え。
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