肖像画入りの紙幣が初めて誕生したのは、1881年(明治14年)。肖像画に選ばれたのは、日本の古代神話に登場する神功皇后。明治21年からは5円札に菅原道真、明治24年からは100円札に藤原鎌足が選ばれるなど、古代天皇家にまつわる人物が肖像画に。しかし戦後は、民主主義と平和を象徴し、肖像画には伊藤博文などの政治家、絵柄は国会議事堂やハトなどが採用されるようになった。精神科医・名越康文に問題「1930年(昭和5年)に発行されて以降、史上最多7回、紙幣の顔に選ばれた人物は?」、正解「聖徳太子」。
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