昨日夜に尹大統領が突然行った非常戒厳の宣言。これにより多くの市民、警察車両、軍の車両が国会を取り囲んだ。韓国の政治や文化に詳しい東海大学・金慶珠教授がスタジオ解説。(中継)韓国・国会前。国会の正門前でデモを続けていた市民たちだが、国会議事堂の目の前にある階段に並び大統領の退陣などを求めるプラカードを掲げている。韓国メディアの多くは、今回の戒厳令は大統領の自滅行為だと誰も理解できないと訴えている。支持率を落として周辺での疑惑で八方塞がりとなった大統領が極端なカードを切るしかなかったのではないかと伝えられている。非常戒厳の発令自体が45年ぶりで、企業では対応マニュアルがなく対応を決めかねるというケースも多かったという。今、集会をやっている野党は早ければ今日にも大統領の訴追案を発議するとして可決を目指すとしている。更に、権力を行使したとして大統領内乱罪で告発すると発表している。こうした動きが進む中で尹大統領が今後どういった形で今回の事態を国民に説明するかに注目が集まっている。
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