きょう自民党の新執行部が発足。午後には公明党執行部と顔合わせをし、連立継続のトップ協議を異例の1時間半行ったが、結論には至らなかったという。自公は26年連立・連携をしてきたが、いま揺らいでいる。自民党のブレーキ役をしてきた公明党・斉藤代表は、靖国参拝や外国人政策など高市カラーと呼ばれる保守的な政治姿勢に懸念を示している。また政治とカネの問題についても「全容解明が必要だ」と斉藤代表は指摘したという。収支報告書に不記載があった萩生田氏を幹事長代行に起用したなどの人事を受け、公明党関係者からは「うちが自民党とやる必要あるのか?」という声も。一方距離が近づいているのが国民民主党。玉木代表と高市総裁は極秘会談を行ったいう情報も。またきのうは麻生副総裁と榛葉幹事長の協議もあった。しかし国民民主との連立は簡単ではなさそう。今の自公政権は少数与党で過半数に達していない。国民民主と連立すれば過半数はこえるものの、公明党が抜けてしまうと過半数には届かなくなってしまうのだ。
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