きょうの債券市場では、午前の取り引きで長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが上昇して、0．975％をつけた。これは2013年5月以来、およそ11年ぶりの高い水準。日銀が金融政策の正常化を早めるとの見方が出ていることに加え、先週末のニューヨーク市場で米国の長期金利が上昇したことで日本の国債を売る動きが強まり、長期金利が上昇している。