今回は雨が続くこれからの時期に備えておきたい水害対策グッズについて。こちらの浮いている車、手掛けたのは「リンテック21」。このシートは防水性・耐久性に優れ重さは約15kg。大雨の際になるべく凹凸の少ない地面に広げ、目印の赤いラインに車を乗せ横からシートを折り畳んでいく。さらに車の四隅に防護用具を装着し障害物の衝突を防ぐ。実際にシートで覆った車を海に入れてみると車は沈むことなく浮いた。災害時は車内で救出を待つこともできるほか、漁船などに安全な場所まで引っ張ってもらうことも可能。2019年に東日本台風は推定約10万台の車両が被害を受けた(損害車買取の「タウ」調べ)。車用のカバーシートは今後さらに改良を重ねていく。