大阪の黒門市場で、このシーズン多くの外国人観光客が商店街を賑わせている。処理水を巡り日中関係が冷え切っている中での来日について、北京から来た観光客は「みんな考えが違う。友達は日本に行くことを良く思っている」という。上海から来たという4人組の観光客は、SNSで情報を発信し、「国内のメディアの宣伝によって特に年長者は心配しているが、若い世代は違う考え。影響はあるだろうがそんなに大きくないと思う。実際に日本に来てみれば本当の世界がわかる。国内の報道が偏ったりすることもある。それを伝えたい」という。東京・浅草では、日本が大好きだという2人組に出会った。彼女たちが楽しみにしていたのは、昨日茨城県で開催された花火大会。取材に行くと、多くの中国人観光客が。花火の写真を撮り、早速SNSにアップしていた。国慶節の連休に開催される日本の花火大会を楽しみにしていたようだ。その中の1人が、広東省からパートナーと来たチェンさん。花火大会に屋台という日本ではおなじみの光景も、2人にとっては初めて。日本のお祭り気分を楽しめたようだ。