新年度予算案をめぐり政府与党は明日の衆議院通過を目指していて審議は大詰めを迎えている。与党側はけさ、予算案を明日採決したいと提案したが、野党側は安倍派の元幹部らの参考人招致などを取り上げ、受け入れなかった。攻勢を強める立憲はガソリンの暫定税率の4月からの廃止を求め、揺さぶりをかけている。国民民主だけではなく維新にも呼びかけ、今日にも法案を提出したい考え。一方、維新は「予算案の採決の邪魔になることはしない」として法案の共同提出には否定的。維新は午後、役員会などを開いて予算の裏付けとなる税制関連法案への賛成も決める見通しで明日の採決に向けた環境が整うかが焦点。