参議院選挙に国民民主党公認で立候補予定の山尾志桜里氏が記者会見を行った。2009年の衆院選で小沢ガールズの一人として当時の民主党から初当選、その後待機児童問題で当時の安倍政権を追求するなど国会での存在感が増していた一方、自身をめぐる政治資金や議員パスの不正利用などの問題も浮上。2017年には不倫疑惑報道も浮上したが説明が尽くされぬまま2021年に政界引退を表明した。山尾氏は8年前の自分には大変おごりがあったとし、行動と対応の未熟さをこころからおわび申し上げますと謝罪した。今回の国政再挑戦の理由については、初当選の同期である玉木代表からの誘いだとした。一方で今回の出馬は国民民主党の党勢にも影響を与えており、公認発表後の国民民主党の支持率はFNN世論調査で前回より3ポイント下落した。支持率に影響を及ぼしたかとの質問には、少なくとも自分に一因があるのだろうと語った。参院選を巡る動きは他の党からもあり、自民党・公明党の幹事長らが都内で会談し、両党は国民に対する現金などの給付を公約に盛り込むことで一致。金額・給付方法については今後調整が進められる見通し。立憲民主党は食料品の消費税率を0%にするなどの公約を発表した。