立憲民主党は先の参院選で議席を伸ばせず党内からは執行部に対する不満の声も上がっている。こうした中で野田代表は今週、国会で石破総理に対し「私と総理で膝を突き合わせて協議をして合意をしていく気はありませんか」などと問いただした。これが大連立への布石ではないかという指摘に野田代表は「国民がNOと意思表示をしたところと組むことは基本的にない。ただ公約実現のためなら協議をする」などと話した。協議の内容の1つに企業・団体献金があるが、これについて自民党内からは「石破総理が党内で十分議論しないまま勝手に立憲の提案に乗った。暴走ではないか」などの声が出ている。これについて野田代表は「局面打開のためにトップ同士が会談することになぜ反対するのか意味がわからない」などと話した。ただSNSでは「おそらく石破自民と野田立憲は裏で手を組んでいる」などの声が出ている。野田代表は「水面下で動いていることはない」と否定した。